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フリースクールとはどんな学校か?教育現場関係者が紹介

学校に行かなくても学習や社会活動ができる場所の 1 つにフリースクールがあります。

この記事では、フリースクールとはどんな所なのかを、フリースクールを運営する当校(浦和高等学園)のフラットな現場目線でご紹介していきます。

「フリースクールってどんな学校なんだろう?」と調べている方にシンプルで分かりやすくお伝えして行きたいと思います。

フリースクールとは、不登校の中学生などなんらかの事情で学校に登校できていない方を対象に、勉強や社会活動をサポートしたり居場所を提供したりする所で、民間の教育機関が運営しています。

決まったカリキュラムもなく、毎日登校することや決まった時間に登下校することを強制しない所が大半です。

学校復帰を目指す所やそうでない所、医療機関と連携している所、専門家のサポートがある所など、規模やサポートの種類もさまざまです。

近年ではオンライン上での登校を取り入れているフリースクールもあります。

 

タイプ別フリースクールを紹介

一口にフリースクールと言っても、不登校の原因によっては対処している所としていない所があります。

不登校の原因に対処していない所を選んでしまうと、せっかくフリースクールに行っても再び行くことが辛くなる可能性があるため、しっかりチェックしましょう。

 

 

自分をネガティブに捉えてしまい学校がいけない方向けのフリースクール

いじめにあって傷ついたり、人間関係に悩んだりして自分をネガティブに捉えてしまった場合は居場所を提供するとともに、スクールカウンセラーが在籍してソーシャルトレーニングを行っているフリースクールがおすすめです。

自分の居場所を見つけ、適切な対応により自己肯定感を育むことで、自信を取り戻すことができます。

 

 

勉強についていけずに学校が面白くなくなった方向けのフリースクール

一般の学校は教師 1 人に対して生徒は多人数です。

そのため、授業についていけない生徒がいても個別の対応は難しく、一度分からない箇所があると次も分からなくなって授業についていけなくなることがほとんどです。

この場合は、個別の授業を行っているフリースクールを選びましょう。

1人1人に合わせて分からない所まで戻って教えてくれるので、学習意欲が回復します。

 

 

自己肯定感はあるが同級生と自分に違和感がある方向けのフリースクール

思春期には、自分を否定するわけではないけれど、「自分は人と違う」「自分がいる環境はここではない」「同学年の人とは合わない」などの人と違う観点を持つため学校に行けなくなることがあります。

この場合は、居場所の提供や少人数制による卒業までのサポートがある所、ゼミや部活動などで同じことに興味を持つ人を見つけることができる所を選ぶといいでしょう。違和感を抱くことなく、フリースクールになじみやすくなります。

 

 

フリースクールの入学時期について

フリースクール各校の公式サイトを見ると、入学時期については「随時入学可」と明記している所や「体験後に申し込みをして受理されたら登校」と書いてある所、入学時期には触れてない所など様々です。

「随時入学可」と明記されている所はいつでも入学できます。

「体験後に申し込み」と書いてある所や触れていない所は、定員状況などによっては希望に添えない可能性も考えられるので、事前にお問い合わせください。

 

 

フリースクールの料金相場を紹介

まずはじめに、フリースクールは公的機関ではないので有料です。

フリースクールの料金には主に入学金と授業料の2種類があり、規模やスタイルによって料金は異なります。

文部科学省が平成 27 年に行った調査では、入学金の平均額は約 53,000 円、授業料の平均額は 33,000 円となっています。

授業料は 5,000 円以下から 50,000 円以上まで、入学金は 5,000 以下から 100,000 円以上と幅があります。

 

フリースクールで学べることを紹介

フリースクールは一般の学校とは異なった授業や活動を行っています。どのような授業や活動があるのかを、フリースクールへ行くメリットを通してご紹介します。

 

フリースクールへ行くメリットとは?

フリースクールへ行くメリットには、以下の5つが挙げられます。

 

 

メリット 1:友達や居場所ができる

不登校になって居場所が家庭だけになってしまうと、どうしてもコミュニケーションの機会が減り、社会性を身につけにくくなって社会復帰の障害になってしまいがちです。

また、接する相手が家族だけの状態が続くと、家族にも負担がかかってしまいます。

フリースクールに行くと同じ環境の仲間と出会うことができます。一般の学校よりも異年齢の人との交流も多いため、自分と価値観が似ている友達を見つけやすくなります。

家庭以外の居場所が見つかることで、家族の負担も減ります。

中学生は、義務教育内の中でも反抗期へと入ってくることで教育が難しい年ごろではあります。

そんな中で、当校では、生徒が義務教育を卒業する過程の中で勉強の面・ライフスタイルの面で成長するための「自立できる環境」をつくることを重視して、「大人へ近付く第一歩目の背中を押す」お手伝いを最大限付き添っていきます。

 

メリット 2:自分のペースで勉強ができる

フリースクールでは 1 人ひとりのペースで授業を行っています。

そのため、学校での授業についていけなかった場合でも、不登校の間の勉強の遅れが気になっている場合でも安心して授業を受けることができます。

文部科学省による調査では個別指導を行っているフリースクールは 80%を超えています。

遅れが気になっている場合や集団授業が苦手な場合は、個別指導を行っている所を選ぶことといいでしょう。

「基礎学力を生徒一人一人身に付けていくこと」から「在籍校へ復帰するまでの学力」を付けるための当校独自のカリキュラムをご用意しております。

 

 

メリット 3:カウンセリングを受けることができる

フリースクールの多くはカウンセラーが在籍しており、カウンセリングを受けることができます。

また、教員や職員もカウンセラーと連携してサポートを行います。

不登校になってしまった子どもは心が傷つき、自分をネガティブに捉えている場合が多くあります。

専門の知識を持ったカウンセラーに相談し、適切なサポートを受けることで自己肯定感を得られるようになります。

当校では「医療機関との提携」をはじめ、経験・知識共に「豊富な臨床心理カウンセラー」や「特別支援学校教諭免許を所持しているスクールカウンセラー」がメンタル面のサポートを行っていきます。

 

 

メリット 4:豊富な体験活動ができる

フリースクールでは、一般の学校に較べて体験活動が多く用意されています。

体験内容はフリースクールによって異なりますが、社会体験、自然体験、調理体験、芸術活動、宿泊体験などさまざまな体験があります。

豊富な体験活動を通して自分の好きなことを見つけたり、人との距離の取り方や話し方などを学んだりすることができます。

先程もお伝えした、反抗期に突入してくる中学生にとって、生徒個人の意思を尊重していきながら、貴重な経験・体験が出来る活動をご用意しています。

 

 

メリット 5:親の心の支えにもなる

子どもが不登校になると、親もどうしていいのか分からなかったり、将来に不安を感じたりします。

フリースクールの教師は不登校の子どもに対する親の対処法にも詳しいので、アドバイスを貰うことができます。

フリースクールによってはカウンセラーとの親面談を行っている所もあるので、親も安心できます。

また、親同士のつながりもうまれ、悩みを共有したり情報収集したりすることもできます。

親自身の時間もできるためストレスを軽減し、リフレッシュして帰宅した子どもと接することができるようになります。

正直不登校のお子様がいらっしゃると気持ちがしんどくなる時もあると思います・・・

 

フリースクールのメリットとデメリットについて

フリースクールへ通う中で懸念点はあるか?

フリースクールのメリットを解説しましたが、不安点もあると思います。そこで、ここではフリースクールへ通う懸念点について解説します。

 

懸念点1:毎日通えるか不安

不登校になった子どもは、学校に毎日通うのがつらかった、学校を休みがちだった、終わりまでいることができなかった、などの経験を持つことがほとんどです。

そのため、毎日通うことに不安を持っている場合が多くありますが、フリースクールは毎日通うことを強制しません。

また、フリースクールによって違いはありますが、好きな時間に登下校できたり、通う日数を自分で決めることができたりするため、ご自身のペースで通うことができます。

当校では「生徒個人の意思を尊重」しながら「当校からも生徒のためになる気持ち」を伝えるお互いが伝えることが意思や気持ちを伝え合うことが出来る関係性を重視しています。

 

懸念点2:勉強についていける?

学校に通っていないと、勉強の遅れも気になる点の 1 つです。

フリースクールは上記でも触れましたが、1 人ひとりの勉強の進み具合やペースに合わせて指導をしてくれます。

個別指導があるフリースクールを選べば、マンツーマンで分かるまで教えてくれるので安心です。

当校でも個別学習の環境を用意するのは勿論のこと、在籍校へ復帰できる位までの学力を上げるカリキュラムはご用意しております。

分からないことがあっても有耶無耶にせず、生徒一人一人が授業内容を理解してもらうまで向き合っていきます。

 

懸念点3:高校に進学できる?

不登校にはなったけれど高校へは進学したい、という方も多く見られます。本人に進学の意思があるのなら、学習指導や進学に力を入れているフリースクールを選べば学力面での心配は少なくなります。

当校でも中学校を卒業した高校進学を視野に入れた上でのカリキュラムの学習体制をこなしていくための、生徒一人一人をフォローしていきます。

また、学力の遅れ以外にも、中学の欠席が多いと内申書に響いて受験に不利なのでは?と不安になる場合があります。

フリースクールは、地域の中学校と連携していれば、在籍校の校長が認めるとフリースクールに登校すると在籍校の出席扱いになります。出席日数が気になる場合は、在籍校に確認してください。

 

「長期の不登校をなくしていくために」

 

浦和高等学園中学部

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