電話でのお問い合わせ
ご相談はこちら

0800-800-5877
8:00~19:00(日曜日・祝日除く)

お申し込み・お問い合わせ
についてはこちら

TEL

フリースクールのメリットとデメリット・問題点を現場関係者が紹介

不登校になった中学生の新しい居場所の1つにフリースクールがあります。

しかし、フリースクールは数多くある中で、どこが良いのか検討するにあたって知っておきたいのが「フリースクールのメリットとデメリット」です。

 

そこでこの記事では、フリースクールのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

フリースクールの「良い点・悪い点」について、「現場目線からの情報」を聞きたいとお考えの中学生の方や親御さんはぜひ、ご参考にしてください。

フリースクールのメリットとは?

まずはじめに、フリースクールのメリットを8つ紹介します。メリットには次のものが挙げられます。

●友達や居場所ができる
●カウンセリングを受けることができる
●自分のレベル・ペースで勉強できる
●社会性が養える
●毎日通わなくてもよい
●在籍校の出席扱いになることが多い
●体力をつけることができる
●親も情報収集やリフレッシュができる

1つずつ詳しく解説していきます。

フリースクールのメリット1:友達や居場所ができる

フリースクールには自分と同じ環境の方が多く通っています。

今まで人に言えなかった「自分の気持ちを打ち明ける場所」「相手の気持ちを理解すること」ができる環境がフリースクールであると当校では考えております。

そのため、仲間を見つけることが出来る環境であると思います。

当校では、同級生との「思いや考え」を共有しながら、仲間との出会いを作るための環境作りを「カウンセラーや講師陣」が徹底サポートしていきますので、「友人作りや居場所を作ることが不安である」とお考えの方はご安心ください。

先輩・後輩との出会い

当校では異年齢の生徒との交流機会を持つ環境も重視しています。

10代の多感な時期は、1~2学年違いの先輩や後輩との年の差は大きく感じることも多くあります。

その中で、先輩や後輩と交流する機会を積極的に作ることで、今まで持っていた負の感情から抜け出す大きな一歩に繋がることもあります。

同級生と過ごすことに違和感を覚える方でも友達を作りやすい環境だと思います。

自身の想いをぶつけることが出来るフリースクールです

「以前通っていた学校で心の傷を負った過去がある」「同学年の人間が持つ価値観や考えに共感できず、悪い意味で自身を否定してしまう」とご自身をネガティブに見ている方へ。

焦って集団生活に飛び込むのではなく、できることから始めていきましょう!

フフリースクールのメリット2:カウンセリングを受けることができる

フリースクールは、学校生活で傷ついたメンタルのケアにも力を注いでいます。

そのため、スクールカウンセラーなどの専門家が在籍し、カウンセリングを行っている所が多くあります。

いじめによる心の傷や人間関係がうまく行かなかったことによる「自己否定」、不登校になったことにより感じている「将来の不安」などを解消し、自分を肯定して前に進むサポートをしていきます。

「気持ち」を預けて頂ければ「想い」をお返しする場を、当校ではご用意しております!

フリースクールのメリット3:自分のレベル・ペースで勉強できる

フリースクールは少人数制を採用したり、個別指導を行っている学校が多いため、ご自身のレベルやペースに合わせた勉強ができます。

そのため、通っていた中学校の授業についていけなくなった方や学校に行っていない間の勉強の遅れが心配な方でも安心して勉強が出来る環境があります。

フリースクールによっては「復学を目指すプログラム」や「高校受験のためのプログラム」を組んでいる所もあるため、コンセプトをご理解したうえでフリースクールを選ぶことが必須事項になります。

当校では「復学・進学」共に目的としたカリキュラムを組むことが可能です。

「遅れを取ってしまった学力」を取り戻すために「個別学習指導の場」を生徒一人一人に対して作り、サポートしていきます。

将来「大学進学を目指す自信」を持つまでの学力を目標に生徒と向き合っていきます。

フリースクールのメリット4:社会性を養うことができる

不登校になって家族以外との接触がない日が続くと、他人とのコミュニケーションの取り方がわからなくなり、将来の進学や就職の妨げになることがあります。

フリースクールでは、家族以外の人間とコミュニケーションを取ることが出来るため、他人との関わり方や距離を学ぶことができます。

 

また、一般の学校に較べて「社会体験や自然体験」の授業が豊富にご用意されているため、社会性を養うこともできます。

当校でも社会科見学などの課外活動を積極的に行っております。プレッシャーに思いながら無理して参加させることは一切行わずに、ご自身のペースで少しずつ参加していける様にサポートしていきます。

現場では「当校の高等部の先輩」が同席してくれるため、分からないことや困りごとが発生した際には、先輩がしっかりとフォローしてくれます。

先輩との新たな繋がりを作りながら、自分の知らない社会を見ることが出来るのは、ご自身を成長させる大きな一歩へと繋がると思います。

フリースクールのメリット5:毎日通わなくてもよい

不登校の方は心身いずれか、共に疲れてしまう経験をしていることから、毎日中学校に行くことや1日学校に居たりすることに不安を持つ人が多く見られます。

そんな中、フリースクールは基本的に「通うペース」を生徒自身が考えることができます。

 

当校では、生徒のペースや意見、考えを尊重して最優先にしながらも、月ごとに生徒一人一人の時間割を立てながら、無理なく成長が実感できる様なカリキュラム作りを大切にしていきます。

フリースクールのメリット6:在籍校の出席扱いになることが多い

高校進学の際には、中学の出席日数が少ないと合否の判定が不利になることがありますが、フリースクールは在籍する学校の校長先生の許可があれば在籍校の出席扱いになります。

もし出席扱いにならない場合であっても、現在文部科学省ではフリースクールの出席を在籍校での出席扱いにするよう指導しています。

 

そのため、入学を希望するフリースクールが「在籍校の出席扱いになるか」確認したい場合は、在籍校の校長先生に相談してみてください。

フリースクールのメリット7:不登校学生の体力維持や向上が期待できる

中学生である12〜15歳頃は、子どもの成長にとても大事な時期であり、成長にマストな出来事の1つが「運動」です。

ただ、この時期に不登校により自宅に引きこもってしまうと、体を動かす機会が一気に減ってしまい、体力が低下したり健康な身体作りの障害につながってきてしまう危険性があります。

 

そんな中、フリースクールに通うことで、「体を動かす環境が出来ること」から、体力低下の回避へと繋がっていきます。

フリースクールによっては、楽しくスポーツをすることで体力増強に努めている所もあります。

体育の授業を強制参加させるのではなく、まずはご自身の「好きなスポーツ」「やってみたいスポーツ」を、生徒の意思で楽しんでもらうことを大切にしている所が多いです。

フリースクールのメリット8:親も情報収集やリフレッシュができる

フリースクールは、学校生活で傷ついたメンタルのケアにも力を注いでいます。

子どもが不登校になると、正直親も対応の仕方に困ります。

1日中精神状態が不安定な子どもと接することでストレスを感じてしまい、体調を崩す場合もあります。

フリースクールの教師やカウンセラーは不登校に理解があり、知識や経験も豊富です。

そのため、不登校の子どもに対する適切な対処方法をレクチャーしてくれるので、心の支えになります。

フリースクールによっては親のカウンセリングを行ってくれる所もあります。

 

当校では臨床心理士の資格を持つカウンセラーによる「保護者様のカウンセリング相談」を受ける場を設けているため、お気軽にご相談ください。

繰り返しになりますが、ストレスでご自身の身体を壊してしまったら元も子も有りません!

カウンセラーと「1体1の個別カウンセリング」だけではなく、他生徒の親御さんを交えて情報交換の場として設ける「交流カウンセリング」どちらも柔軟にご対応させて頂きます。

生徒のメンタルを整えるだけでなく「保護者様の心情も最大限サポートしてく」のがURAZONOの方針です!

フリースクールのデメリットとは?

まメリットが多くあるフリースクールですが、正直デメリットも数点あります。フリースクールを運営している当校が話すのも気が引けますが・・・

正直にフリースクールのデメリットも紹介して行きたいと思います

●費用が高い
●勉強量が足りないことがある
●一般の学校や社会生活とギャップがある

詳しく見ていきましょう。

フリースクールのデメリット1:費用がかかる

フリースクールは公的機関ではないため、費用がかかります。

そのため、入学金と授業料を納める必要があり、場合によっては入学を希望する際の選考料がかかる所もあります。

授業料はフリースクールによって異なり、「毎月5,000円以下〜100,000円以上」と幅があります。

文部科学省が平成27年に実施した調査では、入学金の平均額は約53,000円、授業料は約33,000円/月でした。

小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査(P14)から引用

また、スクールへ通う学校が近場でない場合は、交通費もかかります。

ただし、フリースクールに通うことで在籍校の出席扱いとなる所に通う場合は、学校に通学するのと同じ「実習用通学定期」が利用できます。

ほとんどのフリースクールは私服通学のため、洋服代がかかります。給食がない所がほとんどのため、コンビニや外食の持ち込みなどで飲食料金が発生する場合もあります。

平成30年度・文部科学省による学校給食調査から引用

フリースクールのデメリット2:勉強量が足りない

フリースクールは生活面や精神面でのサポートを重点的に行っている所が多いため、授業時間が短い所が多いです。

好きな時間に登下校できることが多く、フリースクールに通っていても、授業はほとんど受けていない、もしくは好きな授業だけ受けている場合もあることから、勉強時間がさらに短くなることも多くあります。

そのため、中学校への復学や高校進学を目指す場合には物足りなく感じるフリースクールも少なくありません。

 

ただし、フリースクールによっては復学や進学を見据えた学習指導を行っている所もあるため、復学や進学を希望する場合はチェックしてみるといいでしょう。

当校に関しては、生徒に無理させないことを前提に、生徒一人一人のカリキュラムを作ることが可能です。

「復学」「高校進学」や「大学受験を目指す」といった生徒それぞれに目標を持ってもらうことを大切にしております。

フリースクールから高校受験を成功させる必勝法を紹介

フリースクールのデメリット3:一般の学校や社会生活との間にギャップを生じることもある?

フリースクールは、前述したように生活面や精神面でのサポートに重点をおいている所が多く、一般の学校に比べると「身近な方がすぐ側にいて、手助けしてくれる環境」です。

しかし、一般の学校や社会生活では「きめこまやかなサポート」は行われていないため、復学や進学した時に、フリースクールと一般の中学・高校や社会にギャップを感じてしまう可能性があります。

「復帰したら厳しい生活が待っているぞ!」とプレッシャーを与える必要はありませんが、世の中がフリースクールのような環境ではないことをあらかじめ認識させておくといいでしょう。

 

当校では先程もお伝えした課外活動を積極的に行ったり、その他にも外とのギャップを広げないような教育を行っています。

お陰様で、当校を卒業した生徒の大半が、当校の高等部への進学を中心に、ポジティブな気持ちで次のステップへ進んでいきます。

 

「長期の不登校をなくしていくために」

 

浦和高等学園中学部

お申し込み・お問い合わせについてはこちら

メールでの
お申込み・お問い合わせはこちら

お電話での
お申込み・お問い合わせ
0800-800-58770800-800-5877

8:00~19:00(日曜日・祝日除く)

こんな記事も読まれています