中学生の中には「事情があって学校に行けなくなってしまった」「不登校になってしまった」際に、中学校を卒業することができるか心配されている親御様も多くいらっしゃるかと思います。
そこで、今回は不登校になった中学校へ行けなくなってしまった学生の方は、「中学校卒業資格を取得することができるか?」「中学校卒業のための解決策」について、わかりやすく解説します。
結論から先に書いておきますと、「学校へ行かないまま卒業資格を得ることは可能」です。
さらに高校への進学も狙えます。しかもその方法はいくつかございますので、順に紹介していきます。
現在、不登校問題については文部科学省が中心となって法整備を進めるなど、官民を交えた話し合いが続いています(※1)
また、各自治体やそれぞれの学校に対しては、より柔軟な対応や幅広い受け入れ方法をとり不登校というだけで大きな不利を受けないように配慮を求めています。(※2)
ただし、不登校になる世代は小学生から中学生・高校生まで幅広く増え続けており、事情も本人や保護者によってさまざまなため、地域によって支援の充実度には差があるのも現実です。
「法整備が未だ完全にできあがっていない、曖昧な内容である」といった課題点があることも正直な所です・・・
(※1)文部科学省:不登校に関する調査研究協力者会議 フリースクール等に関する検討会議合同会議
(※2)文部科学省:義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律第二条第三号の就学が困難である状況を定める省令について(通知)