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通信制高校あるあるを教育現場関係者目線で紹介

「通信制高校ってどんな学校なの?」と疑問に思っている方へ。通信制高校あるあるを紹介していきたいと思います。

「長所」と「注意が必要な内容」であるある内容をまとめましたので、現在通信制高校へ通おうか悩まれている方にとって参考となれば幸いです。

>通信制高校あるある~長所編~

まずは、通信制高校の長所あるあるを解説していきます。通信制高校の長所あるあるには、以下の7つがあります。

1:時間を効率的に使える環境

2:将来の自分と向き合える環境

3:教師が頼りになる、優しい

4:今まで出会うことのなかった友達や濃い友情関係をつくることができる環境

5:外見の校則が自由だけど制服着たがる生徒が多い?

6:勉強を学べる環境が充実している

7:アルバイトに励む人が多い?

1:時間を効率的に使える環境

全日制高校の場合、月曜日から金曜日まで学校へ登校し、1日1限目~6限目まで授業を受けることが学校としての決まりごとになります。

一方、通信制高校はスクーリング(登校して先生の指導を受けること)をご自身で調整することができるため、勉強をしながら自由な時間を多く確保することができます。

通信制高校によっては様々なスクーリングコースがある中で、週1~3日の登校以外はご自宅からレポートを提出して試験を受けることで、単位の取得が可能です。

そのため、学校へ登校しない日の時間を有効に使い、目標や夢のために時間を使うことができるのが通信制高校です。

また、全日制高校のように「月曜日から金曜日まで学校へ登校し、1日1限目~6限目まで授業を受けたい」と考えている方は、通信制高校でも全日制高校同様のスクーリングコースを選ぶことができます。

ご自身が希望するスクーリングコースを選べるのは、通信制高校の良い所ですね。

2:将来の自分と向き合える環境

通信制高校では授業についていけなくて不登校になったり、不登校などで勉強に遅れが出たりした方のために、個別指導を行っている学校が多くあります。

一人一人のペースやレベルに合わせてわからないところまでさかのぼって指導してもらえるため、全日制高校では成績がふるわなかった方も基礎学力が向上し、成績アップにつながった、という方が多くいます。

成績がアップすると自信にもつながり、大学や専門学校への進学を考えたり将来どのような道に進むかを考えることができるようになってきます。

また、上記で解説したように、全日制高校に比べて自由時間が多くあるため、その時間を受験勉強にあてることもできます。

さらに、通信制高校によっては「専門コース」が設けられている学校もあります。

専門コースは通信制高校によって異なりますが、漫画・イラスト、美容師、芸能、パティシエ、デザイナー、プログラミング・ゲーム制作、声優、福祉・介護などのさまざまな分野があり、ジャンルによっては資格を取得して卒業後すぐに資格を活かして就職できることもあります。

好きなモノゴトを仕事にできるようになってきた現代社会において、全日制高校に比べて通信制高校は、自分のやりたいこと自発的に見つけて学べる学校になります。

在学中に将来の進路を見つける、見つめ直す場所として、通信制高校はこれからの自分と向き合うことができる環境です。

3:教師が頼りになる、優しい

通信制高校は周囲となじめずに全日制高校を辞めた方も通っていることが多いため、思いやりの気持ちを持った教師が多く在籍しています。

そのため、優しい教師が多く、生徒の心に寄り添って前に進むことができるように親身になってサポートしてくれます。

また、通信制高校は少人数制の学校が多く、生徒一人一人に対して細かく目を配りやすい環境のため、小さな変化も見逃さずに対応してくれたり、フレンドリーで友達に言えないことを相談できたりするなど、頼りになる教師が多くいます。

見学会などを通じて直接学校生活の光景を見ていただくとよく分かりますが、教師陣は生徒とのコミュニケーションを密に取りながらも、締めるところは締めるといった形で良い意味で上下関係ができあがっている学校が多く見受けられます。

また、生徒のモチベーションを上げるのが非常に上手く、長所を伸ばすコミュニケーションを取るのが上手い教師が多くいるように感じます。

教師と生徒の関係性が良いのも通信制高校の長所あるあるです。

4:今まで出会うことのなかった友達や濃い友情関係をつくることができる環境

クラスメイトの大半が同じ年の全日制高校と異なり、通信制高校は同じ年から親よりも年上の生徒など、さまざまな年代の方が集まってくることがあります。

1学年年上・年下の先輩後輩関係での交友関係は全日制高校でも作ることができますが、クラスメイトでさまざまな年代の生徒がいる通信制高校の場合、今まで交流の機会がなかった方との出会いがあります。

友人として出会える機会のなかった方との新たな出会いにより、自分では持っていなかった価値観や考えを吸収できる機会が増えるため、自分自身の成長へと繋がる可能性も大変高いです。

また、不登校経験者といった同じ環境の方が全日制高校よりも多いため、お互いの想いや価値観を共感できる「同士」との出会いが多くあるのも通信制高校です。

そのため、以前通っていた学校よりも中身の濃い友情関係を築く機会が増えてくるかと思います。

5:外見の校則が自由だけど制服着たがる生徒が多い?

通信制高校は見た目の校則が自由な学校が多いです。

髪の毛が奇抜で派手な生徒がいれば、自由でも落ち着いた見た目の生徒がいたりと、見た目で個性を主張できる点も通信制高校あるあるかと思います。

外見の校則が自由であるということは、オシャレを楽しめるため長所あるあるかと思いますが、服装が自由なのに制服を着て登校してくる方も多くいます。

学生の特権である制服をオシャレに着こなすのが学生としての楽しみであり、制服の着こなしを楽しんでいる生徒が多いといった印象があります。

6:勉強を学べる環境が充実している

「通信制高校は全日制高校に比べて勉強する環境が充実していないのではないか?」と感じている方もいるかと思います。

気になる通信制高校があれば実際に学校説明会で足を運んでいただくことをおすすめしますが、通信制高校は全日制高校と同じ普通の高校です。

授業時間は学ぶ場所であり、休み時間やお昼ご飯の時間は友人と楽しく過ごす場所というのは全日制高校と変わりありません。

1コマ約1時間の授業時間で「国・数・英・理・社、体育、家庭科、美術」(+希望の生徒は「専門授業」)の授業を学ぶのは、全日制高校と一緒です。

その中で、「将来の自分と向き合える環境」でも説明した、「一人一人のペースやレベルに合わせてわからないところまでさかのぼって指導してもらえる環境」が通信制高校です。

そのため、「親身になって勉強を見てもらえる点」において、全日制高校で勉強についていくことができなかった方にとって通信制高校は、全日制高校よりも授業を受ける環境にご満足頂けるかと思います。

さらに、集団学習が苦手であれば「個別学習のコース」があったり、「午後だけ学校へ通いたい方に向けたコース」があったりと、通学コースは全日制高校にはない学べる環境が用意されています。

ただ、生徒一人一人に勉強のペースやレベルに合わせていると、大学受験を目指す方にとっては「満足した授業を受けることができないのでは?」と思う方もいらっしゃるかと思います。

その点は心配無用です。通信制高校は、週5日~6日通学して中堅~難関大学を目指す「大学進学コース」があるため、大学進学を目指す方に向けた教育環境もしっかりと用意されています。

生徒一人一人に対して現状の学力に合わせて学べる学習環境が用意されている点は、勉強面で悩んでいる方にとっては非常に大きな長所となる通信制高校あるあるかと思います。

7:アルバイトに励む人が多い?

労働基準法に従い、学校の校則として許可されている場合であれば、高校生はアルバイトをはじめることができるようになります。

「働いた対価としてお金を稼げる、働く楽しさ、今までの環境では出会うことのできなかった人たちとの出会い」など、アルバイトは高校生にとって大変魅力的なことであり、通信制高校はアルバイトを許可している学校が大半です。

その中で、通信制高校へ通う高校生の場合、全日制高校へ通う方に比べて時間の調整に融通が利くため、アルバイトに精を出す方が多いと思います。

学校外の生活を充実するためにアルバイトを頑張り、楽しんでいる「リア充」な通信制高校へ通う学生を見てきた通信制高校あるあるです。

通信制高校あるある~注意が必要編~

通信制高校の「長所あるある」がある一方、以下のような「注意が必要なあるある内容」もあります。

1:自己管理力が必要になることがある

2:曜日・休みの感覚が薄れてくることがある

3:アルバイトに精を出し過ぎない様に注意

注意が必要なあるある内容に関しては、十分に解決できる内容であるため、注意点や解決策も紹介していきたいと思います。

1:自己管理力が必要になることもある

月数回のスクーリングコースの方は、学校へ登校しなくても良い自由時間が多い半面、勉強は自分自身で計画を立てて自学学習しなければなりません。

「絶対に卒業してやりたいことをやる」「大学に進学したい」「自分にとって高卒資格は大切な意味があるものだから絶対に卒業する」などの目標がない場合は、卒業に何年もかかったり、モチベーションの低下で卒業できずに自主退学してしまう恐れがあるため、要注意な通信制高校生活あるあるです。

「学校へは頻繁に通いたくない。でも、自学自習は苦手、難しい方」は、教師やスクールカウンセラーへ相談しましょう。

通信制高校の中には、教師全員が「支援教育カウンセラー」の取得を持っていたり、公認心理士としてスクールカウンセラーが在籍している学校があるため、学習面での悩みごとを十二分にサポートしてもらえるような通信制高校を選びましょう。

2:曜日・休みの感覚が薄れてくることがある

「学校へいくのは面倒だけど、とりあえず高校卒業資格を取得したい。」そのため、通学日数最低限なスクーリングコースで通信制高校に通うことを考えている方にとって注意が必要なあるある内容が、「生活環境の乱れ」です。

通学日数が少ないと曜日や休みの感覚が薄れてきてしまい、ダラダラした生活を送ってしまうことがあります。

その場合は、ルーティン(決まった手順)を作ることで曜日感覚を維持しやすくなります。

はじめは小さなことでいいので、例えば「ゴミ出しは自分の仕事」として、ゴミ出しの日(曜日)を把握して、毎週欠かさず行うことで、曜日の感覚が出来上がってきて、ダラダラした生活から徐々に脱却できるはずです。

その次に、学習環境にもルーティンを作っていければ、さらに生活のリズムができあがってきます。

はじめは「確実に出来る目標」からはじめて、「徐々にハードルを上げた学習ルーティン環境」を作ってみてください。

たとえば、「1週間の内2日は英単語を5個覚えること」からはじめて、徐々に覚える量を増やして、「1週間の内5日は英単語を5個覚える」・・・といった形で、自宅での学習ルーティンのレベルを上げていくことがおすすめです。

また、全日制高校へ通うのに比べて自由な時間が多いため、昼夜逆転など生活リズムが崩れやすくなるため、日頃から規則正しい生活を心がけてください。

3:アルバイトに精を出し過ぎない様に注意

通信制高校へ通う方はアルバイトに精を出している方が多いといった話しをしましたが、アルバイトに精を出し過ぎている方も見受けられるのが、注意が必要なあるある内容の1つです。

「学校よりもアルバイトの方が楽しい、思った以上にお金が稼げる」といった理由で、学校の勉強や通学に支障をきたすまでアルバイトに励むことは、学生本来の目的として優先順位が間違っています。

高校生の本業は、学校で勉学や人間力を磨くことに励むのが一番の目的であるため、アルバイトに生活の比重を置き過ぎないように注意することが必要です。

通信制高校あるあるまとめ

通信制高校あるあるについてご紹介してきましたが、通信制高校の印象が見えてきたと思います。

「長所あるある・注意が必要あるある」共に確認して頂いた中で、細かい疑問が生じたら、気になる通信制高校のHPから直接お問い合わせして、気になることも聞いてみてはいかがでしょうか?

もしくは、直接気になる通信制高校へ足を運んでみて、学校の雰囲気を体感してみるのもおすすめです。

今回執筆させていただいた通信制高校あるあるの記事内容から、「通信制高校いいね!」と興味をお持ちいただければ幸いです!


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