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通信制高校が「向いている人」の特長と「向いていない人」の特徴・対策方法を現場関係者の目線で解説

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通信制高校は、「不登校になった方」や「何らかの原因で高校を退学した方」が新たに通うことができる高校の1つです。

全日制高校とは大きく異なる特徴がいくつかあるため、通信制高校への進学や転校(転入・編入)を考えているものの「自分は通信制高校に向いているのだろうか?」と悩んでいる人もおられるのではないでしょうか?

通信制高校とはどんな学校か?現場関係者が紹介

そこで今回は、通信制高校に向いていると人や向いていない人について解説します。

併せて向いてない方が通信制高校で長続きする方法も解説しているため、通信制高校へ転校を考えているが「自分には向いているのか?」とお悩みの高校生の人は、是非ご覧ください。

通信制高校に向いている人の特徴

まずはじめに、「通信制高校に向いている方はどんな方か?」解説します。通信制高校には、以下のような特徴の方が向いています。

1:将来の夢ややりたいことが決まっている人

通信制高校は、平日の朝から夕方まで毎日学校に通わなければならない全日制高校とは違い、学校に通う「日数や時間」を調整することができます。(年間数日の登校数で卒業可能な通信高校もあります。)

そのため、まとまった時間や日数を確保できるため、全日制高校へ通学するのと比べて、夢ややりたいことに時間を費やすることができます。

夢ややりたいことに打ち込みたいけれど「高卒の資格は取っておきたい」「大学受験も視野に入れておきたい」といった人には通信制高校は向いています。

2:すでに仕事をしている人

高校を卒業する前に「アルバイトや社会人として働いているけれど、高卒の資格も取りたい」と言う方にも通信制高校は向いています。

午後5時過ぎからはじまる定時制高校でも高卒資格は取れますが、通信制高校の方が学校へ通学する日数や時間を調整することができるため、両立しやすいです。

近年では、しっかり働きならがら高卒の資格も取りたい人に通信制高校はおすすめです。

3:勉強が苦手・勉強が遅れている人

全日制高校の授業は、決められたカリキュラムに沿って授業がどんどん進められていきます。

いったん授業に付いていけなくなると、勉強がわからないままで苦手になってしまい、単位が取れずに留年したり、最終的には中退してしまうこともあります。

そのため、自力で勉強を挽回することが難しい人には通信制高校が向いています。

通信制高校は学力が不足している生徒のために、個別指導を行っている学校が多く、自分のペースや学習レベルに合わせて授業を受けることができます。

また、苦手な勉強や遅れを取り戻すことができる環境も用意されています。

4:単位不足だが3年で卒業したいと思っている人

全日制高校の単位の修得方法は学年制で、1年間に決まった数の単位を修得できない場合は、進級できずに留年してしまいます。

留年が決まった場合は、+1年間学校へ通わないと卒業することができません。

一方、通信制高校は単位制の学校のため、留年はなく3年間(以上)在籍して、その間に決まった単位数を取得すれば、高卒資格を取得することができます。

また、病気や不登校による出席日数不足で全日制高校を留年してしまった方は、今まで全日制高校で取得した単位を引き継ぎ、通信高校へ転校することができます。

そのため、単位不足の人が3年間で高校卒業を考えている場合、通信制高校で一生懸命単位を取得することにより、3年間で卒業することが可能です。

通信制高校に向いていない人の特徴

続いて通信制高校に向いてない方を紹介していきたいと思います。

また、通信制高校に向いていない方でも「中退せず卒業するまでに必要なこと」についても後程ご説明していきます。

1: 自主的行動が苦手な人

通信制高校は全日制高校と違い、毎日決まった時間に決まった科目を勉強する決まりごとはありません。そのため、結果的には自分で計画を立てて勉強しなければいけません。

自主的行動が苦手な人はさぼりがちとなってしまい、そのまま通信制高校を卒業できずにフェードアウトしてしまう人もいるため、通信制高校には向いていない人が多いです。

2:大学進学を目指したい人

通信制高校では個別指導を行うなど、学力に不安な人のサポートが充実している学校は多くある一方で、大学進学に力をいれていない学校も多いです・・・

そのため、偏差値や人気の高い大学への進学を目指したい人にとっては、授業レベルに物足りなさを感じてしまうことから、通信制高校に向かない人は多いと思います。

通信制高校へ向いていない人が安心して長続きするための解決方法

上記で通信制高校に向いていない人の特徴をご紹介しましたが、向いていない人の特徴に当てはまる方の中でも、通信制高校へ興味がある、入学に前向きな方もいらっしゃるかと思います。

そこで、上記に挙げた「通信制高校に向いていない人」に対して、通信制高校入学後に長続きするための解決案を紹介します。

1: 自主的行動が苦手な人は「通学型」の通信制高校を選ぶのがおすすめ

自主的行動が苦手な人は、通信制高校の中でも「生徒をサポートする体制に大きく力をいれている学校」を選ぶことがおすすめです。

私立の通信制高校であれば、「生徒に合わせたカリキュラム作り」と「生徒を置き去りにしないための学校側のフォロー」が万全の学校が多数あります。

また、スカイプやズームなどのオンライン上で連絡をこまめに送ってくれる学校もあるため、生徒のモチベーションを保つための取組みも積極的に行われています。

その中で、自主的行動が苦手な人が通信制高校へ通学する際に必須にして頂きたいのが、管理してもらうことが必要になってくるため、「毎週学校へ通学すること」がおすすめです。

通信制高校の中には年数回の通学でもOKな学校もありますが、やはり学校へ行かないと甘えがでてしまい、自分から率先して勉強する習慣が薄れてしまいます・・・

そんな中、通信制高校は通学コースが幅広い条件でご用意されている学校もあります。

「週1,2回の登校コース」から「週3日以上の登校コース」「午後から授業が始まるコース」など、各コースの中から「ご自身が負担にならない通学型コース」で、通信制高校を選ぶことができます。

自主的行動が苦手な人であっても継続して勉強できる環境が作れるため、おすすめです。

気になる学校には入学前に行ってみましょう

通信制高校の中には、「サポート体制が万全です」「通学コースも生徒が理想とする内容が揃っています」といった謳い文句が学校のHP上に書かれていることがあっても、ふたを開けてみたら生徒を放置する学校が多くあるのも事実です・・・

そのため、まずは気になる通信制高校があれば直接学校へお伺いして、学校の様子を確認することは必須にしていただければと思います。

通信制高校のHPからお電話やお問い合わせフォームから「学校説明会や見学」のご予約をして、直接学校の様子を確認してください。

また、説明会や見学をした中で「サポート体制や通学コースの内容」を細かく聞いてみてください。


通信制高校(新入生)

通信制高校(転入・編入)

2:大学進学を目指したい方は「進学コース」がある通信制高校を選ぶ

通信制高校で学校生活を送りながら大学進学を考えている方は、「進学コースがある通信制高校」を選ぶことをおすすめします。

通信制高校の中には、大学に進学することを視野に入れたコースを設けているところもあります。

進学コースは、「予備校と提携して受験対策を行っている、学習面・メンタル面でのサポートが充実している、進路相談のサポートも行われている、自宅での学習法のサポートも万全な対応をしている」など、大学進学に必要な様々なサポート体制がご用意されています。

ただ、通信制高校によってはサポート体制の充実度が学校によって変わってきますし、どの様な形で進学カリキュラムが充実しているのかも変わってきます。

そのため、事前に気になる通信制高校のHPから、大学進学コースのカリキュラムや指導方法など、進学コースについて気になることを「お電話や問い合わせフォーム」から聞いてみてください。

また、気になる通信制高校には実際にお伺いして、直接担当教師の方とお会いして進学コースについて「気になる点や懸念点」をお話しすることをおすすめします。

通信制高校へ向いている・向いていない人まとめ

通信制高校は、不登校や何らかの理由で全日制高校に行けなくなった方の新たな高校として注目されています。しかし、学校へあまり通わなくても卒業できる、単位制である、などの特徴が学生によって、向き不向きになることもあります。

通信制高校は「夢や将来の目標を持った人」「現在働いている人」「毎日学校に行くことはつらいが、高校を卒業したいと思っている人」にはとても向いている学校です。

しかし、通信制高校は全日制高校に通うことができなくなった人のための、きめ細やかなサポートが充実している反面、勉強面を本格的に頑張っていきたい人にとっては、学校選びにより向いてないと感じてしまうことがあるかもしれません・・・

そのため、大学進学を考えている方は、進学に力をいれている通信制高校を入学前に調べることが重要となります。

通信制高校に「向いている人・向いていない人」を説明してきましたが、向いていない内容を解決できる体制をしっかりと準備している通信制高校も多くあるかと思います。

不向きな点は考え過ぎず、ご自身に合った通信制高校を探していただければと思います。

「長期の不登校をなくしていくために。」


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