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通信制高校とはどんな学校か?教育現場関係者が紹介

不通信制高校という名前は知っていても、その中身の説明がきちんとできる人は意外と少ないものです。通信制高校の持つメリットや、どんな仕組みになっているのか、通信制高校である浦和高等学園の現場担当が説明して行きたいと思います。

「通信制高校ってどんな学校なんだろう?」と調べている方にシンプルで分かりやすくお伝えして行きたいと思います。

通信制高校はどんな所か

通信制高校とは、その名の通り「通信教育で学習をする高校」のことです。

全日制高校や定時制高校に通えない人もいれば、自らの意思で通信制高校に通う方もいます。

卒業要件を満たすことで、高校卒業の資格を取得できます。

全日制高校や定時制高校に比べて、通学回数を調整しながら高校卒業の資格を取得できます。

以下に「通信制高校、全日制高校、定時制高校」の違いや通信制高校のメリット、入学時期、料金相場についてご紹介していきます。

通信制高校・全日制高校・定時制高校の違い

高校には、大きく分けて3種類あります。通信制高校、全日制高校、定時制高校です。それぞれの違いについて見ていきましょう。



通学について

●通信制高校・・・全日制高校や定時制高校に比べると通学日数が調整できます。

●全日制高校・・・毎日通学します。いわゆる「普通の」高校で、授業は朝~夕方にあります。

●定時制高校・・・毎日通学します。授業時間は1日4時間で、おもに夕方~夜に授業があります。

通信制高校は通学日数をコントロールしやすい環境である為、通学が苦になり全日制高校や定時制高校を「退学してしまった方」や「編入、転入を考えている方」には大きなメリットの1つになるかと思います。

全日制高校と定時制高校は毎日学校へ通いますが、全日制高校の授業は昼間、定時制高校の授業は夜に行われます。

当校は、「週1の通学コース~週5日の全日制高校や定時制高校と同様の通学コース」と言った、カリキュラムを自由に組むことが出来る中で、生徒一人一人と向き合いながら「学校へ行く楽しさ」を実感してもらえると思います。



学年制について

●通信制高校・・・多くの学校は単位制です。

●全日制高校・・・多くの学校は学年制です。

●定時制高校・・・学年制と単位制の両方がありますが、最近は単位制が増えています。

学年制は、1年生が終われば2年生、2年生が終われば3年生と、1年ごとに進級していく仕組みのことです。

そして3年生での学習が終われば高校卒業となります。

一方、単位制とは勉強内容を理解すると得られる単位を必要数修得することで卒業に近づいていく仕組みです。

また、学年制の場合は出席数が足りなかったり、成績不振によっては進級ができず、留年となる場合があります。

しかし、単位制では仮に修得できなかった単位があったとしても、再修得すれば良いため留年がありません。



卒業するための条件

●通信制高校・・・卒業要件を満たすと卒業できます。

●全日制高校・・・3年生を修了すると卒業できます。

●定時制高校・・・卒業要件を満たすと卒業できます。一般的な高校と異なり、卒業に4年かかることが多いです。

通信制高校、全日制高校と定時制高校すべてに共通することは、どこも3年以上在籍していなければ卒業できない点です。1年という縛りがない単位制であっても、3年より短い期間内に単位をすべて取って卒業することは出来ないカリキュラムが作られています。

また、全日制高校や定時制高校から通信制に転入した場合は、以前通っていた高校の在籍期間を含んで3年在籍することが卒業の条件になります。

通信制高校のメリット

通信制高校のメリットはたくさんありますが、以下の3つがメインとなります。

●自分のペースで勉強できる
●自由時間の確保ができるため、勉強と仕事などを両立しやすい
●卒業資格は全日制高校と同じ

学年制を取り入れている高校と違い、単位制の通信制高校なら自分のペースで勉強ができます。

1年にどこまで勉強しなくてはならないのかが決められていないため、周りのペースに合わせる必要はありません。

最終的に卒業要件を満たしていれば卒業資格を取得できるので、単位の取得を急がなくても卒業できます。

また、通信制高校なら自学宅習がメインになるため、自由時間の確保ができます。

効率よく勉強すれば全日制高校と同じ内容の勉強をより早く終えることができますし、通学時間も必要ありません。

自分でカリキュラムを組めるため、自由時間にはアルバイトをしてお金を貯めたり、趣味に時間を割いたりできます。

時間に融通が利くため、社会人になってからでも、仕事をしながら通信制高校に通う人もいます。

さらに、通信制高校を出てもらえる卒業資格は「全日制高校を卒業したものと同じ」で、通信制高校だから劣っているということはありません。

高校を卒業した資格をしっかり取得できるため、自分の就きたい職業に高校卒業資格が必要で通信制高校に通うことにしたという人も少なくありません。

通信制高校の入学時期について

通信制高校の入学時期は、4月と10月です。これは、通信制高校が3学期制ではなく2学期制であることに関係しています。

編入も同じ時期となりますが、このあたりは学校によって異なります。

しかし、転入なら全日制高校や定時制高校と同じくいつでも入学することができます。

通信制高校の料金相場を紹介

通信制高校の料金は、公立高校なのか私立高校なのか、私立高校なら自宅学習をメインとするのか通学をメインとするのかによって大きく変わってきます。

目安として料金相場がいくらになるか、入学1年目にかかる学費をご紹介します。

●公立高校・・・約3万円
●私立高校(自宅学習がメイン)・・・約26万円~約43万円
●私立高校(通学がメイン)・・・約50万円~約115万円

こうして見るとわかる通り、公立高校は私立高校と比べて非常に安くなっています。

できるだけ学費を安く抑えたいのであれば、公立高校を選ぶことをおすすめします。

私立高校の場合は、自宅学習をメインとするか、通学をメインとするかで費用が大きく変わります。高校によってコースが用意されている場合は、通学回数が少ないコースを選ぶと安くなります

通信制高校のしくみ

通信制高校では「レポート、スクーリング、テスト」の3つの柱で成り立っています。

レポートを書いたら添削指導を受けて評価を決めていきます。スクーリングとは通学のことで、出席することで卒業資格を得ます。

テストは単位認定試験となり、テスト結果により単位を取得して卒業を目指していきます。

もちろん卒業資格を得るために、教師陣が最大限フォローをして行きます。

通信制高校を卒業する為の条件について

通信制高校を卒業するための条件は、最終的に74単位以上を修得することです。

そのためには、レポート、スクーリング、そしてテストをこなしていかなければなりません。



レポートについて

教科書などを元に作成するものです。学校によりその内容は異なり、作成できたら郵送やメールなどで学校に送ります。

先生による添削指導を受け、レポートの改善を目指します。



スクーリングついて

スクーリングとは通学をして学校で授業を受けることです。

通信制高校では定期的に通学が必要になるため、まったく学校に行かないというわけではありません。

数日まとめて通う場合もあれば、1日ずつ分けて通うこともあり、通う頻度は学校ごとに異なります。スクーリングでは、自宅学習をしていてわからなかったところを聞けるメリットがあります。



テストについて

レポートとスクーリングを十分にこなしたら、最後に学習内容を理解できているかテストで確認します。

合格すれば、そこで単位を修得でき、卒業に一歩近づきます。不合格でも、再テストをして合格すれば問題なく単位をもらえます。

通信制高校Q&A

通信制高校にまつわるよくある質問とその回答をご紹介していきます。



Q1:通信制高校にはどんな人が通うのですか?

A1: さまざまな事情を抱えた人が通いますが、多いのは以下のような方たちです。

病気で学校を欠席しがちな人

集団生活が苦手な人

起立性調節障害などで朝に起きられない人

全日制高校を中退した人

不登校で学校に通えない人

大人になってから高校の勉強をしたくなった人



Q2:大学受験にも対応していますか?

A2: 先生や学校によって対応力が異なりますが、頼ることはできます。しかし、基本的に通信制高校の学習内容は易しいため、志望校のレベルが高いなら自主学習の力が必要になります。



Q3:自宅学習をするに当たり、必要なことは何ですか?

A3: 最も大切なのは自己管理能力です。自宅では人目がなく、テレビやゲームなどの誘惑があります。

その中でも自分を律し、勉強を続けるモチベーションが必要です。



Q4: できるだけ通学なしの学校を選ぶにはどうしたらいいですか?

A4: インターネット放送の講座を用意している学校を探しましょう。当校でも通学回数を「週1回」に抑えて卒業が出来るカリキュラム体制もご用意しております。


「長期の不登校をなくしていくために」


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